数年前に私のところで色彩技能パーソナルカラー検定のモジュール1と2の併願対策受講してくれていた方が、
今度はモジュール3を受験したいと連絡をくれて、
スタジオディゾンネに対策にきてくださいました。
彼女がモジュール1と2を受験したのはまだ女子大生だった頃。
パーソナルカラーに特別強い興味をもってくれていた彼女は、
当たり前のようにサクッと両方合格して卒業しました。
そして社会人になった今、急に気持ちがのったとのことで、
モジュール3の受験申し込みをしたそうです。
高彩度による強いくっきり感と、清色の見え方のくっきり感が
見分けがつかないといって最後まで練習していました。
モジュール1とかモジュール2あたりでは、
頭で覚えて合格する、という術がないわけではありません。
・・・というか、そうすることで合格「してしまう」ことも正直可能です。それはなぜなら「基礎」だから。
かつての私も「それ」でした。「それ」だと後に決定的に良くないことがあります。
それは、「色が見えない」んです。目が見えないという意味での「色が見えない」ではもちろんありません。
「色の見分けができない」んです。
さきほど、頭で覚えてもモジュール1と2は合格だけなら出来ないこともない、と書きました。
でも、モジュール3やそれ以上になってくると、頭で覚えた理論が助けてくれなくなる瞬間があります。
逆に覚えたことが邪魔をして、見えたものを自分の頭で否定してしまう・・・
ちゃんと見えないとモジュール3は合格できません。
こうなってしまうとその「〇〇だから△△のはず」を取り除くのが大変!!!
今回、久しぶりにパーソナルカラーの勉強を再開したことで、復習してきてくれた印象でした。
ドレープを見ながらぶつぶつと小さな声で色の属性と見え方の関係について記憶を辿っていたのです。
久しぶりでしたがちゃんと覚えていたようです。
が、どうやらそれが彼女のことを却って困らせていたようでした。そして
彼女はとても賢い女性ですので、ご自身でもそのことをわかっていらっしゃいました。
私が彼女にしたアドバイスは「自分の目を信頼して、目で見えたことを言ってみて。」です。
彼女の目は本当はちゃんと属性によるお顔の見え方の変化を捉えています。
それが久しぶりだったので記憶していた知識が邪魔をしていました。
「この属性だから、こう」ではなくて「こう見えるから、この属性」を優先して欲しいと思います。
その見えたものを信じて答えることができたなら、きっときっと大丈夫だと思います。
スタジオディゾンネの検定対策講座は、こうした私の経験をもとに活かしています。
ただただ習ったことを暗記して合格しても、カラーアドバイザーとして、のちにはカラーアナリストや講師として
役に立ちませんので、(勉強した)時間と、(払った受講料や受験料の)お金と、(資格をとる)意味の無駄でしかありません。どうしてパーソナルカラーを学ぶのかを思い出してみると、似合う色を自分や誰かのために選びたいから、ですよね。
ならば、最初からちゃんと似合う色を選ぶことができる目を育てるような学習方法をして欲しい。
そのため、モジュール1の学習にとりくむ時点から、しっかり色の見極めを練習します。
ぜひ、この検定試験を主催するNPO日本パーソナルカラー協会の認定講師が丁寧に教える検定対策講座で
学んでみてください。
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