今朝のNHK「あさイチ」で、スーパー主婦EX「お困り主婦サミット片付編」というのをやっていましたがご覧になりましたか?
出勤間際でばたばたしておりましたが、思わず手をとめて見入ってしまいました。
だって、出演者のご家族が、お片付け頑張るママの事を悪者みたいに言ってたから。
窮屈なんですよね。たぶん。
「どうして片づけてくれないの!」
「どうして散らかすの?!」
「なんで私ばっかり!!」
こんなセリフ、ご家族に言ったこと、ありませんか?(私もありますよ。)
お片付けの講習会をしていても、お片付けのお手伝いに伺っても、ご相談をお受けしても、
必ずといっていいほど出てくるセリフをもう一つご紹介します。
「家族が片づけてくれないの」
「頑張っても家族が散らかすの」
とってもわかります。
だって、ママ(または貴方)は頑張ってるんだもん。お気持ち理解できますよ。
ましてや、私の講座に参加して下さる方は、特に片付意識が
高いからこそ貴重な時間や参加費を払って講座にいらしてくださるのですよね。
その時点でとっても優等生なのだと思います。
でも、いつも私はもてる愛情と真心を込めて、きつい一言を申し上げます。
「貴方だけ頑張っても無駄ですよ」と。
お片付けの極意の中に、つい忘れられがちなポイントがあります。
「家族と情報を共有すること」です。
どうぞ次のポイントを振り返ってみてください。
「家族(または、それを使う人全員)が、その収納場所を、理解していますか?」
「家族(または、それを使う人全員)が、その収納場所を、納得していますか?」
あなただけが頑張って、あなただけが考えて、あなただけが大変な労力を使って、
それをどこかに収めたとしても、モノの片づける場所は「使う人が使いやすく」が原則です。
ご家族や、それを使う方みんなが使いやすくしまいやすい場所は、ひょっとしたら違う場所かもしれません。
誰のためのお片づけなのかな?
考えてみると、案外、「自分のためのお片付け」になっていることも多いものです。
自分だけのためのお片づけは、家族が片づけてくれなくても、仕方ない、のかもしれません。
一人で頑張りすぎないで、
家族と話し合って
「あなたの大切なコレ、どこに片づけたら便利かな?」と聞いてみてくださいね。