福島市民オーケストラ

ようこそ「スタジオ・ディゾンネ」へ

山形・福島より「整理収納×アロマ」を提唱する快適空間コンサルタント 山内陽子です。

 

日曜日、娘たちにはフられてしまいましたが、かわりにダンナを誘ってファミコンに行ってきました。

ファミコンはファミリーコンサートです。

(何でも略すなっ!!って?ははは。)

 

ちなみに。

ファミ片(ファミカタ)というのは、

ファミリー片付け=親・子の片づけ教育研究所の略で、私が尊敬する先輩アドバイザーの方が理事を務めておいでです。

(←宣伝してみました。)


ところで。

日本におけるオーケストラの数って考えた事はおありですか?

私は今回のコンサートをキッカケにちょっと調べてみました。

 

日本オーケストラ協会によれば、現在加盟しているプロオケの数は33。

 

山形に本拠地をおく山饗(山形交響楽団)は、国内のプロオケの中でもコンサート回数が際立って多く、あちこちで公演が開催されているので何かと聴く機会も多かったのですが、福島にはこのようなプロオケがありません。

 

広い東北には、実はプロオケは2つしか無いんです。

仙フィル(仙台フィルハーモニー管弦楽団)と山饗のみ。

(管弦楽団と交響楽団の違いは、オーケストラとシンフォニーオーケストラの違いだそうです。)

なので、広い東北においては、音楽文化を担っているのはほとんど、市民オーケストラ、ということになります。

 

この福島市民オーケストラもその1つ。

 

オーケストラ音楽、というと、場合によっては敷居の高いイメージがありますが、

今回のようなコンサートを身近に感じて育てば、もっとシンプルに音楽を楽しめると思います。

 

小さなお子さんも本物のオーケストラを楽しめるような配慮がたくさんされたコンサート。

抽選で選ばれた人がオケを指揮する事が出来たり、

舞台の上で実際の楽器を演奏体験出来たり、

舞台のそれぞれのパートの演奏家のそばに座って、演奏を楽しめる時間があったり。

 

クラシックなどが大好きで、専門的なコメントを言えるほどなら、なんとも

カッコいいことかもしれませんし、インテリジェンスな感じが否めませんが、

そうでなくとも、「音楽が好きだな、気持ちがいいな」って大好きになるだけでも

幸せな事ですよね。

 

わが家の娘も、小さい頃の体験がもとで楽器に興味を持ちました。

 

バイオリンを演奏する方のお宅に遊びに行った時、バイオリンを触らせて下さって、弦を弾かせて下さって。それでバイオリンを弾けるようになりたくなった娘A。

 

サロンコンサートで、チェロ演奏家のドレスの裾のそばで演奏を聴かせて頂いて、あまりの音の美しさにウットリして、チェロを弾けるようになりたくなった娘B。

 

音楽家として生きる事を選ぶほどには全然なりませんでしたが、音楽の楽しさは知ったようでした。

 

昨日の福島市民オーケストラのみなさんのコンサートは、まさにそんなコンサートでした。

昨日の体験によって、小さいながらも将来の夢は音楽家!と、志した子が現れたかもしれません。

 

日本中で、世界中で、いろんなことが起こるけど、悲しい時も、辛いときも、寂しいときも。

暖かくも人をつなぐのは、いつだって音楽だったんじゃないかな、と歴史を顧みました。

 

この素敵な福島市民オーケストラ、

次は2月14日に定期演奏会があるそうです。