タイ滞在記(6)

さあ、いよいよタイとしばしのお別れです。


お世話になった皆さんにお礼とお別れを告げて、空港まで送って頂きました。


深夜便のため、空港でとる晩のご飯がタイで最後の食事となります。4階をうろうろしながら、

送ってくれたKくんに「何を食べたい?」と、聞かれたので、「VERY タイな食事!」と答えると、

Kくんは、ちょっと考えてから「パチン!」と指を鳴らしました。

エレベーターに乗り、階下へ・・・


絶対、ここで食事を経験した日本人はほとんどいないと思います。

タイ人のKくんですら、2回目だと言って笑っていました。


現地の方が公共交通機関を利用するためのフロアで、そのずっとずっと奥にあるフードコート。

細い通路を通過して、「え?一体どこへ行くの?」という廊下を通って。

これまで行った、どのレストランよりも活気が溢れていて、エネルギッシュ。

その名も「マジック・フードポイント」!!

とてもにぎやかでした。


屋台のように小さなお店がひしめき合っている中を、人々がワイワイとにぎやかに

注文して、席をとりあって・・・実際、順番に注文に行って、全員が揃うまで、確保した椅子とテーブルを守り続けるのは至難の業でした。最初は遠慮がちにしていたのですが、間もなく、強い「NO!」を言わなくては、モグラたたきのように椅子を持っていかれてしまうことがわかり、必死。

ゲームのようで楽しかった!


入り口で、デポジットのように食券を買い求め、注文して、食事をし、残った食券の分を精算して払い戻してくれるシステム。だけど、タイ人のKくんがいなかったら、システムは分からないし、席はとれないし、注文も出来ない(他の言語が通じない!)ことは間違いありません。


タイの活気を体験したい人は、ぜひこの場所を探してみてください。


・・・でも、胃腸の丈夫な・・・いや、強靭な人におすすめする体験です(笑)。

(私は、胃腸は丈夫なの)


あー、楽しかったな〜!

元気に生きると、人はどうしてあんなに幸せそうなんだろう。

タイは地球の電池かも。


コップンカー(タイ語でありがとう)!