タイ王国のタニヤブリというところに行ってきました。
行く前に、張り切ってガイドブックを買い込んだのですが、なんと!
日本のガイドブックには載っていませんでした。(←見てから買えって!?)
タニヤブリ(タニャブリ)は、ちょうどバンコクとアユタヤの中間くらいに位置します。
ガイドブックには載ってないわりには、ここ(写真左)「ラジャマンガラ工科大学タニャブリ校」と姉妹校提携している学校が日本国内にいくつかあったりします。
そんなこんなで(どんなだ?)ご縁の端っこが私のところに降ってきて(?)、
今回の滞在とあいなりました。
タイの大学は、制服がありました。
スカートのバリエーションがいくつかありますが、基本は男女とも上が白いシャツで、
下が黒。生粋のタイ人の女の子は、驚くほど脚がまっすぐで長く美しく、彼女たちもそれを
自覚しているのかバリエーションから選ばれるスカートはミニのタイトスカート。
思い切り脚を出していますが、美しいのでちっともいやらしくありません。
漆黒の長く艶のある髪に、美しいまっすぐな脚。アジア人ならではの美しさを再認識しました。
ところでまずは、右の二枚。
これは、学内にある「ロータスガーデン(蓮園)」です。
300種類を超える蓮の栽培と品種改良をしていて、女王様がサポートするプロジェクトのひとつ。
別の場所にも新しいロータスガーデンが作られ、このガーデンからそちらへお引越し中のものもあるそう。
とても写真にとりきれなかったほど、さまざまな大きさや色のロータスが咲き誇っていました。
仏様のご慈悲を感じるようなはかない色目の花は、暑いタイではお昼ごろにはしぼんでしまうのですって。
日本から直行便でバンコクまで約5時間半(米沢から東京へは高速道路で6時間以上・・・)。近いです。
バンコクから車でおよそ1時間ほどのところにタニャブリはあります。
実は、タイに行ったのは2回目。最初はいまから18年ほど前に行きました。
- 日本語が少ししか話せないアメリカ人と、
- 英語が少ししか話せない私と、
- 日本語も英語もほとんど通じないタイへ
- ツアーじゃない旅行
・・・と、いうのは、なかなか冒険でした(笑)。
しかも、若くて繊細だったころの私にとって、ツアーじゃなくて見る超ドメスティックなタイというのは、
なかなか衝撃的で・・・のんびり平和で恵まれた日本の生活との比較にショックを受けました。
自分に対する罰当たり感というか・・・なんと言ったらよいのか言葉が見つかりませんが、「強く生きる」という言葉の意味を考えさせられました。
このショックから何年も立ち直れなかったので、今回のきっかけがなければ、タイへ再び行くことが出来なかったと思います。
だけど、今回のタイでは、地元の方々にちゃんとタイを見せていただいたことには
変わりはありませんが、そこから得たものは、とてもポジティブで素敵な体験でしたので、数回シリーズにわけてアップしようと思います。