景観保護条例を考える

ようこそ「Studio die Sonne」へ

快適空間コンサルタントの山内陽子です。

 

そろそろ帰路をたどります。

このあたり、局所的に思いっきり観光地化していて、たくさんのホテルやペンション、

カフェやレストランが並びます。

 

だけど、見て見て!

こんな風に、商業施設は全て「茶色い看板」を掲げています。

 

郵便局も、銀行も、看板が茶色。

セブンイレブンも、出光も、看板が茶色。

 

でもね、目立たないかなっていう心配はいらないんですね、

案外、ちゃんと見つかるんです。パッと目に入る。

 

数年前に、京都の厳しい景観保護条例が施行になって、わりと激しく賛否両論あって

ニュースになったけど・・・裁判起こすとか起こさないとかそんなでしたね・・・

会津地方のコレを見ている限り感じるのは、

 

人間は、色情報も重要かもしれないけれど、意外とマークの認識による影響が強いのだな〜と

いうこと。

色より形状で記憶している事って多いのかもしれない。

 

「手紙をポストに投函してね、と頼まれたのだけど、ポストがいっこうに見つからない。

ほとほと困って人に尋ねたらば、そこにあるよと指差された。実は目の前にあったのだが、そのポストは赤くなく、茶色をしていた。ポストは赤いもの、という既成概念にしてやられた」

 

という内容の文章を前に読んだ事がある。

色が変わると人は記憶情報が混乱するのか、

それとも、それより形状記憶が勝るのか、誰か教えて下さい。

 

ところで、みなさん、

全国にはこんなにたくさんの景観条例があるのをご存知でしたか?

私は今回調べてみて初めて知りました。ビックリの数です。整理収納 片付け 福島 山形 米沢