ようこそ「Studio die Sonne」へ
快適空間コンサルタントの山内陽子です。
白い花弁と黄色い芯の小さな花がいっぱいひろがって咲く菊の花。
庭で、私が、私のためだけに育てているハーブです。
和名は「ナツシロギク」といいますが、英名は「Pellitory」または「Feverfew」といいます。
フィーバーフューというのは「熱を下げる」という意味で、欧米では虫さされの時に使ったり、
解熱鎮痛剤のように使われているハーブです。
私が育てている理由は、ひどい偏頭痛もちだ、ということは前にも書いた記憶がありますが、フィーバーフューが頭痛を和らげると聞いたので、自分で試してみようと思ったからです。
生葉を一枚だけ噛む、というシンプルな方法なのですが・・・
(私は農薬を使いませんので、庭で摘んだら、サッと洗ってそのまま口にポイです)
ただ、すっごい、すっごい、すーーーーーっごい、苦いです。
「“苦い”という言葉は、フィーバーフューのためにあるのでは?」と思うほど苦いです。
苦過ぎて、効いたかどうだかわかりません😁
・・・だいたい、最近気がついたのですが、頭痛の発作が起きたような時は、お部屋を暗くして冷やして寝てるのが一番なので、日当りの良いお庭に自分でフィーバーフューを摘みに行けるような状態じゃないんですよね〜。明るいお庭に出た瞬間にズキズキがひどくなりますもの(笑)。
イギリスのハーブについて書いた本を読んだ時「昔のママたちは、子どもにフィーバーフューを食べさせるために、パンにたっぷり蜂蜜を塗って、葉っぱを一切れはさんでサンドイッチにして食べさせた」ということが書かれていたので、やってみたことがあります。・・・苦い物は、苦い、ですっ。
でも、こうすると食べられないこともないかも。
従って、そんなにムシャムシャ食べるハーブではありませんので、どんどん大きくなります。
私は「ナツシロギクが咲いた庭」というのが好きなので、ただ眺めている事も多いのですが、
これを乾燥させてサシェにして、衣類の虫除けにも使えます。
これだけだと、ちょっとニオイが好きじゃないので、他の物とミックスする方がいいんじゃないかな。