ようこそ「Studio die Sonne」へ。
間食しすぎの快適空間コンサルタント、山内陽子です。
正直に告白します。私はバームクーヘンがそんなに好きじゃないんです、たぶん。
話題になったバームクーヘンは、極力食べてみるのですが、「普通」と思ってしまう。
ほら、ほら、いろいろあるでしょう?話題になったのって。
たぶん、お菓子の嗜好がそっぽ向いてるのだと思うのですが。=へそ曲がり。
強いて言うなら「クラブハリエ」のが好き。あれを食べてからバームクーヘンにも
好意を抱く様になりました。(何様?!)
でも、ついに「美味しい!」と叫んじゃったのが、これ!
しかし、ちょっと悔しい。だって、これ、あの「おたべ」の会社なんだもん。
腹黒い私はすぐ「おたべの会社は、おたべだけ作ってれば良くってよ(フンっ)」とか
憎たらしいこと言いたくなっちゃうんだけど、「おいしい」。
(だって、おたべも美味しいでしょう?あちこち手を広げて味が落ちたらいやだもの←余計なお世話)
洋菓子「ぎをんさかい」の
使われている小麦粉も国産100%というこだわりよう。
小麦粉の国内自給率低いのに、すごい。
みんなのためになるBlogを目指しているので(笑)、ちょっと脱線。
国内自給率とは?(農林水産省HP)
私の母は、つい、小麦粉を「メリケン粉」と呼びそうになります。
ある程度大きくなるまで「メリケンって何?」と思っていたのですが、
「American」をネイティブ気取りで発音すると「めりけん」と聞こえるのですね。
小麦粉と言えば、アメリカ・カナダ・オーストラリアからの輸入に頼っています。
でもたぶん戦後の日本では「西洋の物」=「アメリカン」という思い込みがあったのでしょうか、
アメリカの粉、が語源なんですね。
それでだったのか。うどんのための小麦粉はオーストラリア産が多いという記事も発見。
確かに小麦粉の国内自給率低いものね・・・現在は10%台にとどまっています。
って、これ、私が子どもの頃に社会で習ったときもすでに10%台だった記憶が。
こんなにパン食の人多いのに、小麦は日本の高温多湿な気候で育てるのは難しいのですって。
さて、バームクーヘンですが、
外側から順番に、「抹茶を混ぜ込んだフォンダン」「宇治抹茶の生地」「豆乳味の生地」、
そして再び「宇治抹茶の生地」という構成で、きめ細かくしっとりしていて、上品。
甘みと抹茶の香味の味のコントラストが素晴らしいです。
ぼんやり混ざる事が無く、両方の特徴をはっきりと味わえます。
抹茶生地の部分は、宇治抹茶に煎茶をブレンドしてあると書かれていました。
外側のフォンダンが溶けてしまうので、シャリシャリ感を求める場合は
25℃以下の保管または冷蔵庫保管をすすめています。
溶けたフォンダンが生地に染み込むのも美味しいとのこと。両方味わいたいです。