オフィスの整理収納を引き受けました.
大型家具がたくさん入っていますし,
人手もたくさんあるのですが,
大掛かりな片付けが始まりにくいのは,
職場では一般的に,人事異動などにより人が入れ替わり,
そこにあるモノは共有財産であることが多いために
所有の責任の所在や,収納場所の決定権が
あいまいになり,個人のレベルではなかなか
手を付けることが難しくなるものです.
従って,今回のように,オフィスの責任者である方が
声を上げて,一定期間を整理収納に費やすと,
一挙に進むので,ちょこちょこやるより,非常に時間的には効率が良いのです.
棚から溢れたモノも,メンバーに「これは使いますか?」「これはどなたのものですか?」と
聞いても案外誰も分からないというケースがほとんどでしたので,部屋の一角にスペースを決め,
そこへそれらのモノを一同に集めました.
その上で「○月○日まで」と期限を区切り,「必要なものがある方はここから持ち去り,個人所有してください」と貼り紙をすることにしました.
こうすれば,期限を区切った後には,整理収納の担当者や,職場の責任者の方が,
後のことを心配しないで処分することが出来ます.
一通りの整理収納が終わったところで,あちこちにカラのスペースや空いた引き出しが出来ました.
6割収納くらいにはなったでしょうか.
扉や引き出しに収納したもののラベリングについては,仮決めとし,しばらく使い心地を試してみて,
良さそうだったらラベルライターで中身を明記したものを貼ることにしています.
仮決めの間,付箋紙で中身をはっておきましょうかとお聞きしたら,
若い方から「養生テープはどうですか?」と提案してもらいました.
これは,付箋紙のようにヒラヒラせず,はがす時もきれいにはがれるので
とても良いアイディアだと思いました.さすが,二十代は頭が柔らかい!
これから養生テープを使わせていただくことにします.
なんだか逆にありがとうございました.