学生二人、賃貸の押入収納です。
古い作りなので、たっぷりの押入がありますが、全体的には狭いのと、
東日本大震災の教訓から、大きな家具は置かない事にしています。
学生なので、本やプリントなどの書類が多く、本棚が無いのを押入で収納する必要がありました。
また、この両方の押入について言えることですが、建物の構造上湿気がひどく、なにも対策しないと
布製品がびっしょり濡れるほどなのが最大のお悩みでした。
まず、この湿気対策として、厚手のアルミニウムシートを貼り巡らし、すのこを敷きます。
すのこの下にはシート状の湿気とり剤を用いています。
竹炭などもセット。
通気性アップのためと、幅を無駄無く使うためにふすまをとりはずしました。
ふすまは、右に左に動かせますが、どうしても中央部分が無駄になってしまいます。
(写真左)
書籍と書類のための収納。
まず、高さを仕切ります。
カラーボックス大小と、押入幅の板を使って区切ります。
板は、ホームセンターでサイズを指定してカットしてもらえます(今回は1カット100円)。
上があいてしまうのはもったいないので、高さも無駄無く使います。
一方で、前後に区切る事も大切です。
きちんと区切る事で、奥の物が取り出しやすくなります。
手前側には、今使っている書類を内容ごとにそれぞれファイルボックスに入れて、ラベルをつけます。
使う時は、ファイルボックスごと持ち出し、またそのまま戻します。
天袋は、ペーパー類(ティッシュやトイレットペーパーなど)のストックと
寝袋や旅行用ボストンバッグがのっています。
これらは、口ひもを垂らしておくと取り出しやすいです。
(写真右)
主に寝具を収納。時々泊まりにくる家族や友人のためのセットも。
畳み方をきちんと決めて、輪になる方を手前にするだけでグッと美しい見栄えに。
部屋着用のバスケットの置き場も確定します。救急箱もここに。
奥には小さいサイズのスチールラックを入れて棚を作り、布団乾燥機とお稽古バック置き場に。
お稽古バックは、習い事別に用意して、その日にバッグごと持ち出せます。
中央手前は「エマージェンシースペース」。
ここは空気の置き場!くらいに考えて、
いつもあけておくと、突発的に家に入ってきた物のとりあえず置き場に便利です。
手前の真ん中ですから、とりあえずの物をいつまでも置いておくと邪魔になります。
邪魔だな〜と思うので、いつまでも放っておかず、きちんと置き場を考えて移動できますね。
**こちらの実例も、このHPへの写真掲載を許可いただいています。