毎年この季節になると、インフルエンザが心配です。我が家は、残念ながら子供たちは予防接種が体質的にあまりあわないようで、もう10年以上予防接種をうけていません。これについては、私は医療従事者ではありませんし、皆さんにも賛否両論あると思いますので、詳しく言及しませんが、予防のためにとても気をつけている事があります。
何より大切なのは、うがいと手洗いです。
まず、これを無くして予防は出来ませんので徹底します。
さらに、帰宅したらコートや制服などはちゃんとブラッシングして、ほこりやウィルスを室内に持ち込む可能性を減らします。
それから風邪予防のためのアロマテラピー。
- ティートリーマスク
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- お出かけの際には、ティートリーのエッセンシャルオイルを1滴、外側にたらしてマスクをかけます。マスクはちゃんと鼻と喉を覆いましょうね。
- ユーカリスチーム
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- 冬のストーブの上にかかっていて幸せなのは、なにもあったかいシチューだけではありません(笑)。お鍋に水を張って、そこにユーカリのエッセンシャルオイルを10滴落としてかけておきます。湯気がひろがって、加湿をしながら、部屋中に素晴らしいユーカリの香りが漂いながら空気浄化してくれるのを期待します。
*ユーカリスチームにはくれぐれも専用のお鍋をご用意くださいね!
このユーカリスチームを始めて夫にしたときに聞いた話。
夫は子供の頃、中南米に住んでいました。そこでひどいインフルエンザにかかったとき、現地の医者が鍋にユーカリの枝を入れて煮るよう指示したんだとか。おかげですっかり元気になったので、実は夫もこのユーカリスチームが大好き。私がいないと自分でセットしてくれます。
この話を聞いてから、私も時々、エッセンシャルオイルをユーカリの枝にかえてセットします。
大きな枝を買ってきて、生け花として楽しむのですが、一部をざくざく大きく切って鍋のお湯にいれてストーブにかけます。エッセンシャルオイルはその名の通り、成分が濃縮されていて効率的ですが、ユーカリの枝を煮るアナログな?方法は見ていてものどかで好きなやり方です。
(ただし、本物の枝を煮ると、灰汁やら成分やらで鍋もお湯も真っ黒になります)
- ティートリー
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- フトモモ科
- 水蒸気蒸留法にて採取
- 殺菌作用・抗ウィルス作用・免疫賦活作用など
- テルピネオール、シネオール、シメン、テルピネンなど
- 清涼感のある少しツンとした香り
- オーストラリアのアボリジニの人々が昔からその薬効を大切にしてきたというオイル。
- ユーカリ
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- フトモモ科
- 水蒸気蒸留法にて採取
- こちらもオーストラリア原産
- 解熱作用・去痰作用・殺菌作用・抗ウィルス作用・抗リウマチ作用などがあるとされる。
- おもな成分はシトロネラール、シネオール、カンフェンなど
- とても強力なオイルなので用量にはご注意ください。