JR奥羽本線の福島駅と米沢駅のちょうど真ん中あたりでしょうか。
峠駅で売られている「力餅」をご存知でしょうか。
その昔、スイッチバックで車両が峠を越えたという秘境。
現在はそんな風にしなくても通過出来るのですが、
ここでは今も当時の様にお餅を駅に売りにみえます。
今日、娘たちが電車に乗って買ってきてくれました。
実は娘たちは先週も電車に乗って、お餅を買いたかったのですが、電車の中からどうやって買っていいのかわからずオロオロしてしまい、買ったおばあちゃんを羨んでいたというわけ。
「電車、おりちゃだめだよ。ちゃんとお餅屋さんを呼ぶんだよ」と、教えてあげて、さあリベンジ。
駅まで迎えにいくと、「おかあさーん、お餅買えたよ!!!」
峠駅停車直前に、千円札を握りしめ、お餅屋さんを目指して立ち上がったのですが、先客が2名。
電車が発車しちゃう...また買えないのかしらと落ち込みそうになっていたら、
車掌さんが「あっちにもいるよ」と、もう一人のお餅屋さんを教えてくれたのだそう。
車掌さん、ありがとうございました。
「しかもね、見てみて!今日のは合格力餅なんだよ〜っ。すごいでしょ、レアでしょ」
写真で見えますか?力という文字の右側に赤いスタンプで「合格」の文字が。
娘たちは受験はまだまだ先だけど、かわりに、全国の受験生の皆さんの合格を祈念して
頂きました。とっても柔らかくてあんこの甘さもちょうど良く美味しかったです。
手のひらにのるようなすべすべのまあるいお餅。
日本茶を入れた湯のみは、米沢焼のもの
木製の銘々盆はローラアシュレイ
懐紙はバラの模様
和洋折衷の気軽なテーブル